1999年、大阪教育大学卒業、2002年、同大学大学院教育学研究科音楽専攻声楽専修修了。鎌田小百合、ヴィットーリオ・テッラノーヴァ、井上敏典、喜多村彪の各氏に師事。

　　　2009年、国際ロータリー財団国際親善奨学生、第2680地区姫路中央ロータリークラブ冠名奨学生として、スイス・イタリア音楽院(Conservatorio della Svizzera Italiana)大学院演奏学科に入学、2011年、最優秀の成績で修了、2013年、同音楽院大学院ソリストディプロム課程を最優秀の成績で修了、師である、コンテンポラリー音楽のパイオニア、ルイーザ・カステッラーニ(Luisa Castellani)の影響を受け、その道を極めるため、2016年、同音楽院大学院コンテンポラリー音楽演奏課程を最優秀の成績で修了。ルイーザ・カステッラーニの他、バロック音楽をバルバラ・ザニケッリ、ステファノ・モラルディ、ドイツリートをダニエル・フエターの各氏に師事。

　　　2000年、全日本学生音楽コンクール大阪大会二位入賞、2001年、和歌山音楽コンクール、奨励賞受賞。2002年、なにわ芸術祭、新人奨励賞受賞、 飯塚新人音楽コンクール入選。

　　　これまでに、延原武春氏指揮、テレマン室内オーケストラとモーツァルトの夕べで共演、2008年、オペラ「おなつせいじゅろう」にて、主役おなつとして、2009年、藤岡幸夫のクリスマス・ファンタジアのソリストとして、藤岡幸夫氏指揮、関西フィルハーモニー管弦楽団と共演。

　　　2010年、スイスのルガーノ市で行われた、現代音楽フェスティヴァルWASABIにソリストとして招聘され、スイスにゆかりのある5人の作曲家の委嘱作品を世界初演、地元紙において絶賛される。2011年、指揮者A.ヴェデルニコフ氏、スイス・イタリア音楽院オーケストラと共演、2012年、指揮者ウィリアム・ブランク氏、作曲家クサヴィエ・ダイエ氏に招聘され、アンサンブルNamascae/Hemuのツアーに帯同、ヨーロッパ最大の現代音楽祭ジュネーヴのアルシペル音楽祭に参加する。2013年、指揮者アルトゥーロ・タマイヨ氏、スイス・イタリア音楽院オーケストラと共演、B.ブリテンのオペラ「ルクレツィアの陵辱」のフィーメールコーラス役を演じ、同年、指揮者M.キソコジー氏、スイス・イタリア語放送管弦楽団(Orchestra della Svizzera italiana)と共演。2014年、地元姫路にて、姫路中央ロータリークラブの尽力により、初リサイタルを開催。2016年、指揮者マリオ・アンチロッティ氏、スイス・イタリア音楽院オーケストラと共演、イタリア最大のレプッブリカ紙において賞賛される。2017年、ヴェネツィアにて、イタリアを代表する現代音楽作曲家、ルイージ・ノーノのフェスティヴァルにソリストとして招聘される。また、2020年、スイス、ルツェルンにおいて現代音楽祭にソリストとして参加予定。その他、出身校、スイス・イタリア音楽院のコンサートに数々出演、スイス、イタリア等ヨーロッパ各地で現代音楽を中心に活動、世界初演の機会にも多数恵まれる。